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膝の痛み(hoffa病)

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 膝を伸ばすと痛む!

  • 体重をかけると痛い!

  • 膝のお皿の下が痛い!

  • 膝が伸ばし切れない!

膝蓋下脂肪体炎(フォッファー病・Hoffa病)とは|小谷整骨院・鍼灸院

膝蓋下脂肪体という組織が炎症を起こして痛みを引き起こす障害です。また、過度な運動や打撲などの外傷などで膝蓋下脂肪体に炎症を起こし、膝蓋下脂肪体の柔軟性がなくなり、動きがスムーズにいかない事で膝関節に脂肪体が挟み込まれて痛みを生じます。

 

【膝蓋下脂肪体とは!?】

膝蓋下脂肪体は、膝前面で膝蓋靱帯の深部に存在する、とても柔らかい脂肪組織であり、膝関節の運動に伴い脂肪体は表層-深層を移動します。

(膝蓋靭帯と大腿骨と脛骨で形成される三角形の間隙)

膝蓋下脂肪体の主な働きとしては、衝撃などの外力をやわらげるクッションのような役割や膝関節屈曲時に、膝の関節内(膝蓋大腿関節)に入り込むことで大腿骨と膝蓋骨の関節が滑らかに動くように補助する役割を果たしています。

また、膝蓋下脂肪体には神経や血管が豊富に存在しているため、疼痛を一番感じやすい組織とされています。

原因|小谷整骨院・鍼灸院

膝蓋下脂肪体は膝関節に存在し、膝の曲げ伸ばしの運動には脂肪体の動きが重要となります。

しかし、過度な運動や打撲などの外傷などで膝蓋下脂肪体に炎症が起こります。炎症により脂肪体が線維化するために柔軟性が失われ硬くなります。

そのため、脂肪体は膝を伸ばすと前方へ移動するのですが、硬くなった脂肪体は膝を伸ばしても前方に移動できなくなり、完全に伸ばし時に後方の膝関節内に挟み込まれる事で鋭い痛みを感じるようになります。

・発症メカニズム

①膝蓋下脂肪体は、膝の外傷で細かな傷や小出血を起こします。

②繰り返しの関節運動により炎症が起き、脂肪体には血管や神経が増殖し始めます。

③脂肪組織が異常に増殖されて(線維化)、柔軟性が失われます膝蓋下脂肪体が硬くなります。

④柔軟性が失われることで、膝の曲げ伸ばしの際に関節に挟み込まれたり、圧迫を受けることで痛みを生じます。

 

【膝蓋下脂肪体炎になりやすい人】

・歩きすぎやスポーツなどの運動による過負荷

・体重の増加

・打撲などの外傷

・反張膝(膝が過度に伸びている状態)

・他の膝の障害による二次的な要因

  (半月板損傷、変形性膝関節症、膝の手術など)

症状|小谷整骨院・鍼灸院

・膝を伸ばした時の痛み。

・体重をかけると痛い。

・膝のお皿の下(膝蓋靭帯の左右)を押したら痛みと腫れ。

※膝を曲げた状態で押すと痛みが消失・減弱

・膝の伸展制限(伸ばし切れない)

施術|小谷整骨院・鍼灸院

患部に負担をかけないようできる範囲で膝の安静を保つことが基本です。

急性期で強い痛みがある場合は、状態に応じて、アイシングで患部を冷やし炎症を抑えます。

膝蓋下脂肪体が炎症を起こすと膝関節の運動に制限が出るため、周りの筋肉に負担がかかります。特に太ももの緊張した筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス)を中心にマッサージや鍼治療で緩めて行きます。さらに、電気治療や温熱療法で痛みの感覚を下げる治療を行います。

膝蓋下脂肪体は関節の深い位置にある組織なので、炎症が強い場合は、コンビネーション治療により局所的に炎症を抑え、経過に応じて、超音波により硬くなった脂肪体に柔軟性を出していく治療を行います。

また、膝関節の状態に応じて、関節の可動域を拡大するために関節可動域訓練やストレッチをおこない関節の動きを良くしていきます。

スポーツ外傷など膝関節損傷の根本的な原因として、身体バランスが崩れて膝に負担がかかりやすい状態になっている場合が非常に多いです。身体に歪みがある場合は、同時にスポーツコンディショニングや骨盤調整を行い身体のバランスを整える治療を合わせて行います。

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