骨盤や背骨の矯正や骨格筋のストレッチング、関節運動を中心としたサポートを行い、骨盤を中心に左右のバランスを整え重心を安定化させ、また関節の可動域を拡大させる、スポーツを行う方々のための調整方法です。

姿勢にはニュートラルポジションというものがあり、身体 ( 関節、筋肉、靭帯 ) への負担が最小限で全身の運動機能の働きがバランス良く行える状態のことです。

正しい姿勢(ニュートラルポジション)基準は

耳(耳孔)、肩(肩峰)、太ももの骨(大転子)、外くるぶし(外果)を結ぶ線がほぼ垂直線上に並んでいる姿勢が正しい姿勢と言われています。

このニュートラルポジションを保つ上で中心的な役割を担っているのが骨盤です。

骨盤は主に前後に傾く機能があります。

この骨盤の機能が日常生活やスポーツなどの負担により筋肉のバランスが崩れ、前傾位または後傾位に歪んでしまう場合があります。

骨盤前傾

骨盤が前に傾く前傾の場合は腰が反り易くなります。

骨盤後傾

骨盤が後ろに倒れるパターンは背中が丸まり易くなりいわゆる「猫背」といった姿勢に繋がります。

骨盤が歪み、姿勢全体にも影響が出ることで身体の中心軸がズレてしまいます。

また、身体の機能においては、他にも運動が鎖のように連なっていく運動連鎖という働きがあります。

例えば、骨盤が前傾すると、背骨(胸椎、腰椎)には後ろに反る力(伸展)が加わり、下肢には、太ももの骨(大腿骨)とスネの骨(脛骨)は内側に捻れ(内旋)、足首は内側(回内)に倒れます。そして膝関節には外側(外旋)に捻れる力が働きます。

そのため、アスリート矯正では、骨盤や背骨の歪みの評価を行い、骨盤や背骨に対する矯正や歪みにより負担のかかっている骨格筋のストレッチングや調整を行い、正しい姿勢(ニュートラルポジション)に近づけていくことで、骨盤や背骨の捻じれと関節可動域を改善して、「走行動作」や「競技動作姿勢」のアンバランスを矯正していき、パフォーマンスをアップさせ、怪我をしにくい身体へ整えていく施術です。

施術毎に骨盤や背骨、筋関節の状態をチェックして矯正などの刺激度合いを微調整して、無理なく施術を行いますので、一般の方もご利用されています。

定期的に画像にて、姿勢の評価を行いますので、姿勢の変化や経過を確認しながら施術を進めていきます。

バランスの良いフォームが長く続くことにより、良いパフォーマンス（一般の方は仕事や作業）で、良い成果を得ることができるよう、最善のサポートをいたします。

当院での施術例をご紹介いたします。

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