肩の痛み(五十肩)
- 肩関節周辺の激しい痛み(両側はでない)
- 寝ている時に痛みが発生し目覚めてしまう(夜間痛)
- 服が着れない
- 腕が挙がらない
五十肩の原因|小谷整骨院・鍼灸院
五十肩とは、いわゆる五十歳前後に多くみられる疾患であり、肩関節周囲の組織が歳を重ねるごとに老化していき、痛みを伴いそして運動障害を起こします。五十肩は、はっきりとした原因がなく、軽微な外傷の繰り返しや肩関節をよく動かす事によって発症する事もあります。
五十肩の治療と経過 |小谷整骨院・鍼灸院
痛みが発症すると急性期、慢性期、回復期にあった治療が必要となります。
急性期は肩関節を出来るだけ動かさずに安静にします。そして早く専門家に診てもらう事をおすすめします。
慢性期はこの三期の中で最も時間を要し半年から1年程かかる事もあります。この時期は何もしていなければ痛みがなく、動かすと痛いといった症状になってきます。ですので肩関節の運動やストレッチ等を取り入れていきます。また温める(温熱療法)電気治療、ハリ治療、痛みをかばうために歪んだ体の矯正なども効果的です。
回復期は自覚症状がほぼなくなっていき、動かすと少し気になる程度です。大半の方はここで治療をやめてしまいます。この回復期は、痛みはなくなっていても関節可動域がもとに戻っていなかったり、関節の癒着が起こっている可能性もあります。このような症状をほっておくと後遺症につながりますので、根気強く最後までしっかりと治療していきましょう!
最後に|小谷整骨院・鍼灸院
五十肩になると肩関節の拘縮(関節周辺が硬くなる事)が起こり、肩を動かす範囲が制限されてしまいます。この拘縮がある事により、生理的可能な関節可動域内でも何かきっかけがあって肩を動かした時に捻挫をしてしまったり、酷い時には腱板損傷を起こしてしまう事もあります。
ですので、病院で五十肩と診断されてもその五十肩によって違う症状が出現する事があります。肩の痛みがあったり、五十肩と診断された方でもご不明な点があればいつでも当院にご相談下さい。