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スポーツによる肩の痛み

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 投球動作で肩が痛む!
  • バレーボールでアタックを打つと肩が痛む!
  • テニスでサーブを打つと肩が痛む!
  • 水泳で水をかくと肩が痛む!

肩関節について|小谷整骨院・鍼灸院

【肩関節のスポーツ障害】

 ボールを投げる動作など、肩よりも腕を高く上げる動作の繰り返しにより肩関節に過剰なストレスがかかり、炎症や損傷が起きることで肩関節周辺に痛みが発生します。

【肩関節の構造・特徴について】

 肩甲骨と上腕骨で形成する肩甲上腕関節は人体のすべての関節の中で最も自由度が高くて多方向に幅広く動きます。

 肩甲上腕関節の関節面は、受け皿のようなわずかに凹んだお皿状の形状をしている肩甲骨の関節窩に対して、上腕骨の骨頭は球状をしているので骨の構造状不安定のため周りの筋肉や靭帯や関節包などで補強されています。そのため、肩を上げる動作を一つするにしても様々な部位が複合的に働きます。

 例えば、肩を上げる時、上腕骨と肩甲骨の衝突を避けるために、肩の関節は下に「滑り」ながら、骨頭が「転がり」動いています。

 また、大きな力を発揮し関節を動かす筋肉(アウターマッスル: 三角筋)と安定するように補助する役割の筋肉(インナーマッスル: 棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)がそれぞれの器官が役割を果たしバランスをとりながら働くことで肩を上げることができます。

※インナーマッスルとアウターマッスルの関係が崩れることで、肩甲上腕関節の滑りと転がりのバランスが乱れにより肩関節の運動障害となります。

肩関節のスポーツ障害を起こしやすい動作|小谷整骨院・鍼灸院

 肩より高く腕を上げた状態から力を入れて振り下ろす動作を繰り返すことで起こります。

・野球の投球動作

・バレーボールのアタック

・バドミントンのスマッシュ

・テニスのサーブやスマッシュ

・ハンドボールのスマッシュ

・水泳のクロールやバタフライ

・陸上競技の槍投げ など

肩関節スポーツ障害の種類|小谷整骨院・鍼灸院

◎インピンジメント症候群

 肩を上げるたびに、上腕骨頭が肩峰に衝突することにより、上腕骨を安定させている筋肉の腱板と腱板の動きをよくするクッションの働きをする肩峰下滑液包が挟まれて炎症を起こし、肩が痛みます。肩よりも腕を高く上げる動作が繰り返されることで発症します。

【症状】

・肩を上げていくとき、一定の角度(70〜120°)で痛みや引っかかりを感じ、それ以上肩を挙上できなくなリます。

◎上腕骨骨端線離開(リトルリーグショルダー)

 成長期(10〜15歳)の選手に多発する投球障害のため、リトルリーグショルダーとも呼ばれます。成長期の骨は大人に比べて強度が低いため、使い過ぎにより上腕骨の骨端線(骨が成長する部位)に負担がかかり離れてしまう状態です。

 腕を挙げてから力を入れて振り下ろす動作を繰り返すスポーツに多く起こります。

※骨の成長に関わる部位での損傷のため、放置すると腕の成長障害を起こす場合があります。

【症状】

・運動時の痛み(投球時など)

・運動後の痛み(投球後など)

・肩をねじると痛みが増す

◎腱板損傷

 棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋肉の腱の部分が集合したものを腱板といいます。

 腱板損傷とは、過剰な肩の回旋運動や使い過ぎにより、腱板が肩甲骨肩峰と上腕骨頭に挟まれて損傷を起こします。

【症状】

・痛みで腕が挙がらない。

・腕を下ろす時にも痛みが走る。

・就寝中に痛みで目が覚める。(夜間痛)

・患部の肩を下にして寝られない

◎肩甲上神経損傷 

 腕を振り下ろす動作(肩の内旋と前腕の回内)をした時に、腕は体の前方に振り出されるため、肩後方の筋が収縮しつつ牽引されることで肩甲上神経が締め付けられ起こります。

【症状】

・放散痛

 肩の痛みが肩の後ろや外側に放散する

・棘下筋麻痺

 肩甲骨の山が目立つようになります。

・肩全体の疲労感

治療|小谷整骨院・鍼灸院

 数週間~数カ月程度は上半身の運動を中止して患部の安静を図ります。

 運動の中止期間は、腱板や軟部組織の損傷の程度で変わります。

 また、各症状で硬くなった筋肉を中心に電気療法、温熱療法、マッサージ等で負担を軽減させ筋肉の柔軟性を戻していきます。また、症状の強い場合は鍼治療も行います。

 肩を痛めてしまう選手に多い傾向としては、不良姿勢や骨盤の歪みにより、背骨のアライメント(並び)が崩れてしまい、肩甲骨の位置異常があります。肩甲骨の位置に異常が出ることにより肩や腕の動作にも影響がでてしまいます。

 特に野球やテニスなどの肩や腕を捻ったりする動作の多いスポーツでは、骨盤矯正で背骨のアライメントを整えることで、姿勢や運動フォームを改善し患部の負担を減らし症状を抑えていきます。

 他にも、肩甲骨の動きが硬い、股関節が硬いなど、身体の可動性や柔軟性も大きく関与しますので状態に応じて、スポーツコンディショニングにて身体バランスの調整を行い怪我しにくい身体で競技復帰を目指します。

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