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足の痛み、しびれ感(足根管症候群)

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 足の裏がヒリヒリ痛む!
  • 砂利の上を歩いている感じがする!
  • 足が冷える!
  • 夜中に足の裏がじんじん痛む!

足根管症候群とは|小谷整骨院・鍼灸院

【足根管の構造】

足関節の内側には、脛骨と踵骨を繋ぐ屈筋支帯で構成される足根管というスペースがあり、その中を、後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋、脛骨神経、後脛骨動脈、静脈が通過しています。

屈筋支帯は足首(距腿関節)の運動に伴い、筋肉がバラバラにならないようにまとめる役割をしています。

【脛骨神経の走行】

脛骨神経は、坐骨神経から分岐してヒラメ筋の深部を通過し、下腿後面を下降します。その後、足根管内で、内側足底神経、外側足底神経、内側踵骨枝に分岐します。

【足根管症候群とは!?】

何らかの原因で足根管内圧が高くなり、足根管内を通過する脛骨神経が圧迫されて、足の裏に痛みやしびれを引き起こす疾患です。

原因|小谷整骨院・鍼灸院

足根管を通過する脛骨神経が足関節の様々な変化により障害をうけて足根管症候群が発症します。

◎主な原因

・足関節の外傷

足首の骨折、捻挫の既往がある場合は、足根管を形成する屈筋支帯の柔軟性が低くなるため足根管内の圧力が上がりやすく脛骨神経を圧迫します。

・足関節部の変形

内反足や外反足などの足関節のアライメントの異常で起こるものです。

[内反足の場合]

かかとの骨(踵骨)が内側に変位すると足根管のスペースは狭くなり、足根管内圧が上昇して脛骨神経を圧迫すします。

[外反足の場合]

かかとの骨(踵骨)が外側に変位すると、足根管内の圧力は低下するが、足底部の内側縦アーチが低下する(扁平足)ことにより、脛骨神経が強く牽引されます。

・足根管内の腫瘤による圧迫

足根管内に、ガングリオンや腫瘤などの病変の存在により脛骨神経を圧迫します。

・疾患やむくみにより起こるもの。

関節リウマチ、糖尿病、痛風などの病気で併発して起こることもあります。

また、心不全や腎不全、甲状腺機能低下症などの病気に関連したむくみにより足根管が圧迫を受け生じることもあります。

症状|小谷整骨院・鍼灸院

・足首内側(内くるぶし)から足の裏、足の指にかけての痛み(灼熱感,針で刺すような痛み,ヒリヒリ感)やしびれ

※ 基本的には足の甲側には症状は見られません。

・足底部の違和感 : 足裏に「物がついているような感じ」「砂利の上を歩いている感じ」(異物付着感)

・足の冷え

・夜間に痛む(夜間痛)

治療|小谷整骨院・鍼灸院

足根管症候群が足根管内の圧迫や屈筋支帯の柔軟性の低下により症状を起こします。

そのため、足根管を通過する筋肉(後脛骨筋、長趾屈筋、長母趾屈筋)や足底部のアーチ構成に関与する筋肉(前脛骨筋、後脛骨筋)、屈筋支帯との繋がりのある下腿屈筋膜が包んでいる下腿三頭筋を中心にマッサージや鍼治療を行い足根管内や屈筋支帯の負担を減らします。また温熱療法、電気療法で痛みの感覚を減らします。

さらに、足部のアライメント異常(内反足、外反足)で起こる場合は、骨盤調整にて身体バランスの調整を行い足根管部にかかる負担を減らします。

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