骨盤から太ももの痛み(大腿外側皮神経痛)
- 太もものあたりがしびれる。もしかして腰の狭窄症?手術?
- 歩くと太ももの外側がしびれる!
- 腰を反らせたら太ももにかけて痛む!
- 椅子から立ち上がる時に太ももが痛む!
大腿外側皮神経痛とは|小谷整骨院・鍼灸院
骨盤前方(上前腸骨棘)のすぐ下からは、外側大腿皮神経という太ももの前と外側の皮膚を支配する神経があります。
その神経が骨盤からでるスペースで圧迫されることで、太ももの外側に痛みがでてきてしまう病気です。
原因|小谷整骨院・鍼灸院
大腿外側皮神経は、鼠径(そけい)靭帯という骨盤の前にある靭帯の下の隙間を通り抜け 太ももまで走行しています。この鼡径靭帯部で神経が絞扼(締め付け)され痛みや痺れが出ます!
・きついズボンを履く
・補正下着(ガードルなど)やコルセットの長時間の使用
・妊婦や肥満でお腹が大きくなってしまう
・長時間座っている
症状|小谷整骨院・鍼灸院
・太ももの前や外側にしびれや痛みが起こります。(運動麻痺はありません)
・歩いたりすることで痛みが強くなります。
・皮膚を触ると感覚が鈍い。
・腰を反ると症状が悪化する。
・椅子に座ったり、立ち上がる動作が辛い
治療|小谷整骨院・鍼灸院
どのような原因で大腿外側皮神経が圧迫をされているのかを見極めることが大切です。衣服などに原因がある場合は、腰回りを締め付けるような衣類の着用などは避けるようにします。
筋肉や骨盤の歪みが原因がある場合は、周囲の筋をマッサージやストレッチ、または骨盤の歪みを矯正して、神経の圧迫を緩めることで症状が改善されていきます。
他にも、大腿部の痺れや痛みを出す疾患として、”腰椎椎間板ヘルニア”や”坐骨神経神経痛”でも似たような症状が出ることがあるので鑑別していくことが大切になります!