あごの痛み(顎関節症)
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口が大きく開かない!
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口を開くと音がなる!
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物を噛むとアゴが痛い!
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口を開けるとアゴがズレる感じがする!
顎関節症とは|小谷整骨院・鍼灸院
口を開いたときに顎関節や顎の筋肉(咀嚼筋)に痛みを感じたり、耳の前くらいにある顎関節から音が鳴ったり、口の開け閉め動作が困難になった状態を顎関節症といいます。
原因|小谷整骨院・鍼灸院
顎関節症の原因には多くの要因があります。 主な要因としては、噛み合わせの不良や顎関節の構造上の問題、ストレスや不安などからくる顎の筋肉の緊張、事故や転倒などの顎への外傷などです。
日常生活での習慣や癖なども大きく影響します。 頬づえ、うつぶせ寝、食べる時に片側の歯だけで食べる習慣があると片側の顎に負担がかかりやすくなります。
また、歯ぎしり、食いしばりの習慣があると、僧帽筋や胸鎖乳突筋、咬筋群が強く緊張して、顎関節周囲の筋緊張が増すことで症状が現れます。
他には猫背などの不良姿勢も顎関節症の原因になると考えられています。 猫背になると、頭が前に出ることにより、頭部の重さを支えるため、僧帽筋や脊柱起立筋、咬筋群が過緊張してしまいます。 長時間のスマートフォンやパソコン操作やデスクワークなども顎関節症の原因となります。
【顎関節症の病態による分類】
◎関節円板による障害
顎関節内にある関節円板というクッションが前方にずれ込むことで起きる「カクッカクッ」という音が出る状態となります。
更に悪化すると、関節円板が引っかかり大きな口が開けられなくなる状態となる
◎咀嚼筋による障害
顎関節に痛みはありませんが、下顎を動かす筋肉がうまく働かなくなり、口を開けようとすると咬筋(ほっぺの筋肉)や側頭筋(こめかみの筋肉)が痛む状態となります。
◎関節の変形による障害
関節を作っている骨が変形する顎関節症です。 長年顎関節症が続いていたり、高齢の方に多いようです。
症状|小谷整骨院・鍼灸院
・口が痛くて開けない
・口を開くと「カクッ」と音がなる
・噛む時に毎回片方の顎に痛みがある
・顎を開けると毎回斜め横に下顎がズレる
・朝起きると顎や歯に痛みがある
・硬いものが噛めない
他にめまい、片頭痛、首や肩や背中の凝りや痛み、腰痛、なども起こることがあります。
治療|小谷整骨院・鍼灸院
顎や頸部を中心に過度な緊張してしまっている筋肉に対して、マッサージ等の手技や鍼治療により筋肉の緊張を和らげて痛みを抑えていきます。
また、不良姿勢(猫背など)や骨盤の歪みにより姿勢が崩れることで、背骨のアライメントが崩れてしまい頸部、顎周囲の筋肉に負担がかかり症状が出やすくなります。 この状態を防ぐために、骨盤矯正で背骨のアライメントを整えることで、姿勢を改善し患部の負担を減らし症状を抑えていきます。