骨盤調整について
- 足を組んだり、あぐらをかいたりすることが多い。
- ヒールが高い靴を履いていることが多い。
- バッグなど、重いものを片側だけで持つことが多い。
- スポーツなど体勢の変化が激しく、左右の筋力差がある。
骨盤がゆがむとどうなる?|小谷整骨院・鍼灸院
・姿勢が悪くなる。
・猫背や反り腰などの不良姿勢となる。
・外見が変わる。
・肩やウエストの高さが左右で違うようになる。
・お尻が大きく(前傾型)、垂れて(後傾型)みえる。
・骨盤が開く事でO脚になる。
・脚長差が出る。
・立っていると片足に体重をかけてしまう、歩きにくい、踵の位置が左右で違う。
・身体バランスが崩れる。
・腰痛、肩こり、頭痛、膝の痛み、スポーツ外傷などの原因となる。
骨盤がゆがむ原因、メカニズム|小谷整骨院・鍼灸院
*脚長差と姿勢の歪みの関係性
・機能的脚長差
アライメントの崩れ(身体の歪み)により脚長差を生じてしまっている状態を”機能的脚長差”といいます。
これは、関節の肢位を変えることで脚長を変化させている身体バランスをとっている状態です。その機能は骨盤(仙腸関節)にあります。
・骨盤(仙腸関節);寛骨の前傾と後傾です。
骨盤は仙骨と左右の寛骨が関節(仙骨関節)を構成していて、左右の寛骨は相対的に前傾および後傾の差が生じます。
寛骨の前傾により脚長は延長し、寛骨の後傾により脚長は短縮します(左右の寛骨が逆方向に捻れた状態になるため脚長差が生じます)。
機能的脚長差は、0.5cm位の左右差なら誰にでもありますが、1cm以上の左右差がある場合は、姿勢や動きの左右差、筋力差や生活習慣などによる力学的ストレスや運動負荷などの原因があります。
[脚長差を生じる原因]
・加齢や産後、運動不足などによって、骨盤まわりの筋肉が弱っている。
・足を組んだり、あぐらをかいたりすることが多い。
・ヒールが高い靴を履いていることが多い。
・バッグなど、重いものを片側だけで持つことが多い。
・片足に体重をかけて立っているなど、身体の重心を左右どちらかに置いている。
・スポーツなど体勢の変化が激しく、左右の筋力差がある。
こうした生活習慣や負荷の積み重ねで、脚長差が大きくなり、身体がバランスを取ろうとした結果、姿勢や骨盤のゆがみとして身体に症状が現れます。
骨盤歪みの分類|小谷整骨院・鍼灸院
・前傾型 (反り腰タイプ)
骨盤が前に傾いている状態です。前傾の場合、胸とお尻が突き出た姿勢になり、姿勢が良い様に見えますが、腰椎(腰骨)が過度に弯曲した状態で、お尻が突き出た姿勢となるため、腰に負担がかかり、腰痛がでやすい状態となります。
また反り腰状態が続く事で神経を圧迫しやすく、下肢の神経症状などが出る場合が多くなります。
・後傾型 (ねこ背タイプ)
骨盤が後ろに傾いている状態です。上半身が後方に下がる状態になるため、背中を曲げて頭を前に突き出す姿勢になることでバランスをとることになります。筋力の弱い人や、高齢の方に多いです。重心バランスが崩れやすいので、膝への負担や肩こりなどが生じやすい状態です。
骨盤調整施術について|小谷整骨院・鍼灸院
当院では、SOTブロックテクニック(仙骨-後頭骨テクニック)を用いて、三角形のブロックを使ったソフトな刺激にて骨盤矯正を行います。
施術前にモニタリングを行い、身体バランス、骨盤の歪み、脚長差を評価して、骨盤の状態(前傾、後傾、離開、左右)に合わせた矯正プログラムを作成して施術を行います。
*SOTとは!?
仙骨(Sacrum)後頭骨(Occiput)テクニックの略で仙骨と後頭骨の関係性から名づけられた治療法です。
この2つの骨は脳と脊髄を覆っている硬膜で固定されており、この膜の中は脳脊髄液という液体で満たされています。
呼吸に伴う後頭骨の働きと仙骨の働きが、脳脊髄液の動きを作り、その圧力(脳脊髄圧)の変化や硬膜の捻れが様々な身体の障害の基になるという理論です。