スタッフブログ
腕全体のしびれと肩関節の可動域が改善された症例について
今回ご紹介する患者様は、左肩から腕にかけての痺れと関節の可動制限があり、整形外科でリハビリなどされていましたが、なかなか症状の改善がみられず来院されました。
状態を確認したところ、頸椎(首の骨)から出て腕に向かう神経の走行上で圧迫が起きている状態でした。また、肩関節自体はいわゆる五十肩の状態で関節の可動域にかなり制限がでており、骨盤の歪みによる不良姿勢が認められ背骨の並びが崩れる事で肩甲骨に変位がおこり、左肩に負担がかかっている状態でした。症状が強く、服の着替えや趣味の草野球の練習などが困難となって、生活に支障がでている状況でした。
以上の症状に対して、まず骨盤矯正により姿勢バランスを整えて肩の負担を減らしていきました。
また神経を圧迫している深層筋肉に対しては、鍼治療で硬さをとり経過を見ていくことにしました。
急性症状が出ているうちは週に2〜3回の頻度で通院して頂きました。
一ヶ月程で痺れは出にくくなり、3ヶ月位で、肩関節の動きも改善されて、草野球をできる様になるまで回復しました。
現在では、痛みも痺れも出なくなり左肩関節の最終可動域までいくと少し痛みが残るくらいで日常生活には支障なく過ごされていますが、残る可動域改善のためにご通院頂いています。
これからも趣味の草野球や仕事で活躍できる様にサポートしていきたいです!